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Q&A

MSCA Staff Exchange (SE)

欧州機関から日本に研究者が来た場合、滞在中どのような費用がカバーされますか

欧州のパートナーから派遣される研究者の日本での受け入れに関する費用(Institutional Unit Cost)は欧州委員会でその総額を定めています。

配分についてはパートナーとの合意の上、「Partnership Agreement」に定められ、Institutional Costの支払いは欧州のパートナー経由となります。

金額は公募情報の「MSCA Part of the Work Programme」の最後のページに記載されていますがStaff Exchangeでは、下記費用が欧州委員会から欧州のパートナー(派遣元)に支払われます。

  1. Research, Training and Networking Cost【Euro 1800 //月】
    (研究材料費、設備使用料、学会参加費、その他コーディネーション、ネットワーキング費用他)
  2. Management and Indirect Cost【Euro 700//月】
    (経理、管理、人事、法務、書類作成費用他)

また、日本からも研究者を派遣をする場合に現地で費用が発生するので、全体的にパートナー間での送金はせず、受け入れ側が活動費用を負担するという取り決めをしているケースもあるようです。

2022/8/8更新